健康経営 | 会社情報
HEALTH AND PRODUCTIVITY MANAGEMENT
健康経営宣言
当社の経営ビジョンである「幅広い技術力で、産業社会に新しい価値を提供し、自律的成長を目指す」の実現のためには、社員一人ひとりが「健康でイキイキと自律的に自らの能力を最大限に発揮し続ける」ことが重要です。当社は、最大の財産である社員の健康増進を経営の最重要課題と位置づけ、「健康経営」を積極的に推進します。
この実現のため、「安全健康基本方針」に基づき、各階層が以下の責務を確実に果たす体制を整備し、定期モニタリング指標を定め、労働安全衛生マネジメントシステムの構築・運用の中で継続的に改善を目指していきます。
- 経営層(各部門のリーダー)は「健康経営」を率先垂範します。
- 管理職は部下の健康を確実に配慮します。
- 健康保健スタフは職場の健康文化の醸成に努めます。
- 社員は自律的に健康リテラシーの向上、健康増進に努めます。
健康経営推進体制
当社は東芝グループの経営理念に基づく「安全健康基本方針」を従業員が共有・実行するための体制づくりを行っています。経営会議、更に各部門の代表が参加する安全衛生委員会や各拠点で実施する安全衛生懇談会、職場代表者会議などをコミュニケーションの場とし、トップから全社員が共通認識を持てるよう努めています。


モニタリング指標(KPI)
健康経営を推進するにあたり、東芝グループにて健康管理のKPIを下表のとおり定め、経営層・全社員へ周知しました。毎年結果をモニタリングし、評価・改善に繋げています。
未達の項目を全国値レベルへ改善することをめざし、プロセス指標である生活習慣の改善を中心にさまざまなアプローチをしていきます。
健康KPI項目 各項目の全体に対する該当割合をモニタリング |
自社 (2019年度) |
自社 (2020年度) |
自社 (2021年度) |
目標値※1 (全国値) |
対目標値 ●達成▲未達 |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|
アウトカム(健診結果) | 脳心臓疾患のハイリスク | 要配慮以上の高血圧 | 5.1% | 4.7% | 3.7% | 7.2% | ● |
要配慮以上の高血糖 | 2.7% | 2.9% | 2.6% | 2.5% | ▲ | ||
メタボ該当者 | 全年齢の該当者 | 20.3% | 21.5% | 21.2% | 14.5% | ▲ | |
40歳以上の該当者 | 21.2% | 22.8% | 22.0% | 13.0% | ▲ | ||
メタボ予備群 | 全年齢の予備群 | 17.3% | 20.0% | 18.0% | 14.1% | ▲ | |
40歳以上の予備群 | 17.9% | 20.0% | 18.4% | 12.3% | ▲ | ||
プロセス(生活習慣) | 喫煙:喫煙あり | 27.0% | 24.1% | 24.0% | 21.5% | ▲ | |
運動:全国平均以下の歩数(相当) (5000歩以下/日) |
16.4% | 21.1% | 22.0% | 0% 全国平均以下 の者がゼロ |
-※2 | ||
食事:朝食なし | 31.9% | 32.0% | 30.1% | 15.2% | ▲ | ||
食事:夜食あり | 14.9% | 13.4% | 12.1% | 14.4% | ● | ||
睡眠:寝不足 | 24.9% | 25.2% | 22.6% | 25.9% | ● | ||
飲酒:1回量が多量飲酒 | 30.3% | 25.0% | 22.6% | 14.5% | ▲ |
- ※1 全国値は2018年度の国民栄養調査または厚労省データの内20歳-69歳のものから算出。
- ※2 全国の歩数の平均値(男性:7,636歩、女性:6,657歩<国民栄養調査20-64歳のデータ>)よりも明らかに低い5,000歩/日未満の方(車椅子など歩行不可を除く)のゼロ化を目指す。
心身の健康づくりに向けた施策の展開

当社では、社員の健康リテラシー向上に加え健康維持増進、課題の解消を目的にメンタルヘルス・生活習慣病などを基軸としたさまざまな施策を展開しています。
これらの取り組みの結果、日本健康会議より 「健康経営優良法人2023」(大規模法人部門)に認定されました。
主要な施策
メンタルヘルス対策
- 職場復帰プログラムの展開
- 相談窓口の拡充と利用促進
- 社内外担当窓口
(24時間365日体制)
- 社内外担当窓口
- 自殺予防対策
- セルフケア/ラインケア教育
- ストレスチェック
生活習慣病対策
- 脳・心臓疾患対策
- ハイリスク者への勤務区分
- 健康教育の実施
- がんセミナー
- 医療職による面談
- 全員対象の事後措置面談実施
- 要管理者への継続フォロー
- 禁煙サポートの実施
- 運動習慣の動機づけ
- チーム対抗歩数競争(2回/年)
- 運動器具の設置
- 食生活改善サポート
- ヘルシーメニューの提供
その他
- 治療と就業の両立サポート
- 年代別教育の実施
(新入社員・30歳・40歳・50歳) - 健康関連情報の定期配信
- 女性への健康教育の実施
- がん検診の受診促進
- 健康インセンティブポイント制度
- 巡回予防接種の実施
- 各種感染症対策の拡充
運動器具の設置・腰痛対策
運動不足・腰痛などの解消に向け、社内へ【運動器具】や【バランスボール椅子】を配置。


運動イベントの開催
チーム対抗の歩数競争を年2回継続開催中。
社長による抽選で入賞チームを選出し、社内に公表。

取り組み実績
毎年、展開した施策に対する実績の評価を行い、次年度の活動に向けた改善の指標としています。
また、以下の項目に加え、イベントや教育後のアンケートや感想なども施策立案の参考として活用しています。
取り組み実績 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 |
---|---|---|---|
定期健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
肺がん検診受診率 | 100% | 100% | 100% |
胃がん検診受診率 | 57.3% | 21.2% | 63.2% |
大腸がん検診受診率 | 89.2% | 92.1% | 92.4% |
子宮がん検診受診率 | 66.7% | 64.1% | 57.5% |
乳がん検診受診率 | 87.2% | 84.6% | 80.0% |
特定保健指導実施率 | 69.0% | 86.6% | 88.0% |
ストレスチェック回答率 | 93.8% | 91.2% | 90.9% |
高ストレス率 | 7.8% | 8.4% | 7.1% |
運動イベント参加人数 | 289人 | 254人 | 214人 |
イベント

教育(女性健康教育)の実施

インフルエンザ予防接種